2014年09月16日
大橋直久「マニフェストの利点」
具体的な政策を掲げて当選すれば、大きな政策転換がしやすいのも、マニフェストの利点のひとつだ。
たとえば、新しい知事が誕生し、その政策に役人が抵抗したり、反旗を翻したとする。
それでも、[この政策は有権者に支持されたから、やる必要があるのだ」と主張できる。
斬新な変化を嫌い、従来の既得権を守ろうとしがちな役人たちへの大きな対抗手段にも、それはなりうる。
そもそも日本でマニフェストが叫ばれたきっかけは、03年4月の統一地方選だった。
当時の三重県知事だった北川正恭氏が、マニフェストの導入を提唱。
そのときは11のうち8つの知事選で、候補者がそれを掲げてみせた。
同じ年の11月に行われた総選挙でも、当時の菅直人民主党代表が、マニフェストの必要性を主張した。
小泉首相も同意したために、それは初のマニフェスト国政選挙となった。
そういった政治的土壌が育まれていけば、有権者にもマニフェストを理解し、どの政治家、どの政策が本物かを選ぶ目が要求されてくる。
そして政治家の当選後も、それがきちんと実行されたかどうかを検証しなければ、マニフェストもまた単なる公約へと落ちていくだろう。
その約束が実践されなければ、次の選挙では"ノー"を突きつけていく。
それが、やがては政治の健全化へもつながるのだ。
大橋直久=業務効率化アドバイザー
たとえば、新しい知事が誕生し、その政策に役人が抵抗したり、反旗を翻したとする。
それでも、[この政策は有権者に支持されたから、やる必要があるのだ」と主張できる。
斬新な変化を嫌い、従来の既得権を守ろうとしがちな役人たちへの大きな対抗手段にも、それはなりうる。
そもそも日本でマニフェストが叫ばれたきっかけは、03年4月の統一地方選だった。
当時の三重県知事だった北川正恭氏が、マニフェストの導入を提唱。
そのときは11のうち8つの知事選で、候補者がそれを掲げてみせた。
同じ年の11月に行われた総選挙でも、当時の菅直人民主党代表が、マニフェストの必要性を主張した。
小泉首相も同意したために、それは初のマニフェスト国政選挙となった。
そういった政治的土壌が育まれていけば、有権者にもマニフェストを理解し、どの政治家、どの政策が本物かを選ぶ目が要求されてくる。
そして政治家の当選後も、それがきちんと実行されたかどうかを検証しなければ、マニフェストもまた単なる公約へと落ちていくだろう。
その約束が実践されなければ、次の選挙では"ノー"を突きつけていく。
それが、やがては政治の健全化へもつながるのだ。
大橋直久=業務効率化アドバイザー
タグ :大橋直久
2014年09月15日
大橋直久「マニフェスト」
"選挙公約"とは違う具体的な政策に、厳しい検証の目を。
マニフェストは、いまや選挙には欠かせない武器になった。
宮崎県の東国原英夫知事が、マニフェストを掲げた選挙で当選を果たしたのは、07年1月である。
評論家やマスコミなどの予想に反して、無党派層を取り込んだ「そのまんま現象」の恩恵もあったのだろう。
4月の統一地方選挙では、多くの議員がマニフェストを作成し、選挙に臨んだ。
マニフェストは、従来の選挙公約と一体どこが違うのだろうか。
選挙公約は、「これをします」「あれもします」と項目を並べはしても、どうせ実行はされないだろう、政治家の公約ほどあてにならないものはないと、かつては有権者は気にもかけなかった。
その信頼度は、地に落ちていたのだ。
それに対してマニフェストは、具体的な目標を掲げなければならない。
消費税を上げるなどという財源を示し、数値目標やそれをいつまでに行うかなどの期限も盛り込む。
その政策は本当に実現可能かどうか。
それを検証できるだけの要素を、提出しなければならないのだ。
大橋直久=業務効率化アドバイザー
マニフェストは、いまや選挙には欠かせない武器になった。
宮崎県の東国原英夫知事が、マニフェストを掲げた選挙で当選を果たしたのは、07年1月である。
評論家やマスコミなどの予想に反して、無党派層を取り込んだ「そのまんま現象」の恩恵もあったのだろう。
4月の統一地方選挙では、多くの議員がマニフェストを作成し、選挙に臨んだ。
マニフェストは、従来の選挙公約と一体どこが違うのだろうか。
選挙公約は、「これをします」「あれもします」と項目を並べはしても、どうせ実行はされないだろう、政治家の公約ほどあてにならないものはないと、かつては有権者は気にもかけなかった。
その信頼度は、地に落ちていたのだ。
それに対してマニフェストは、具体的な目標を掲げなければならない。
消費税を上げるなどという財源を示し、数値目標やそれをいつまでに行うかなどの期限も盛り込む。
その政策は本当に実現可能かどうか。
それを検証できるだけの要素を、提出しなければならないのだ。
大橋直久=業務効率化アドバイザー
タグ :大橋直久
2014年09月14日
大橋直久「腹の据わった政権」
冷戦時代は、その仮想敵国はソ連だった。
だからソ連軍の侵攻を想定し、自衛隊の戦車の大半は北海道に置いていた。
しかしいま、アメリカがにらみをきかせるのはアジアや中東であり、そのためにはグアムと沖縄さえあればいいと考えている。
現に、米軍は韓国から続々と撤退した。
それはすべて計算ずみの行動なのである。
基地というのは、単に土地だけあれば成立するものではない。
艦船や飛行機の整備、修繕には高い技術力が必要なのだ。
沖縄の基地には、日本人も働いている。
その日本人労働者の優秀な能力を、アメリカは欲しているのだ。
加えて日本は水も豊富であり、兵士がしばしの休暇を過ごす歓楽街もある。
しかも基地運営は日本国民の税金でまかなえる。
世界中どこを見渡しても、これほど効率的かつ便利な基地はない。
腹の据わった政権、既存の価値にとらわれない民主党の若手議員などがトップに立てば、引き揚げてくれ、とアメリカ軍に要求できるかもしれない。
だが、いまの自民党では絶望的だ。
大橋直久=業務効率化アドバイザー
だからソ連軍の侵攻を想定し、自衛隊の戦車の大半は北海道に置いていた。
しかしいま、アメリカがにらみをきかせるのはアジアや中東であり、そのためにはグアムと沖縄さえあればいいと考えている。
現に、米軍は韓国から続々と撤退した。
それはすべて計算ずみの行動なのである。
基地というのは、単に土地だけあれば成立するものではない。
艦船や飛行機の整備、修繕には高い技術力が必要なのだ。
沖縄の基地には、日本人も働いている。
その日本人労働者の優秀な能力を、アメリカは欲しているのだ。
加えて日本は水も豊富であり、兵士がしばしの休暇を過ごす歓楽街もある。
しかも基地運営は日本国民の税金でまかなえる。
世界中どこを見渡しても、これほど効率的かつ便利な基地はない。
腹の据わった政権、既存の価値にとらわれない民主党の若手議員などがトップに立てば、引き揚げてくれ、とアメリカ軍に要求できるかもしれない。
だが、いまの自民党では絶望的だ。
大橋直久=業務効率化アドバイザー
タグ :大橋直久
2014年09月13日
大橋直久「アンチエイジング」
老化のスピードを遅らせる鍵は、好奇心にあり!
人は、体内時計の針を止めることはできない。
しかし、その針を少しだけ巻き戻したり、歩みを遅らせることはできる。
アンチエイジングとは、加齢に抗うということである。
抗加齢、あるいは抗老化とも表現される。
体の深部にある筋肉を鍛え、精神のリラックス効果も同時に得られるヨガやピラティス。
いまや日常的に摂取される健康食品やサプリメント。
なかでもシミ、シワ、たるみなど肌の老化現象を予防、改善する化粧品は空前のヒット商品である。
肌老化の三大要因とされる紫外線、乾燥、酸化の影響をできるだけ減らす。
そこには次々とスター成分、スター商品が出た。
コエンザイムQ10、ビタミンC誘導体、ビアルロン酸。
女性の若さと美への執念は、果てしない。
僕の妻も、皮膚科の医師のもとへ行っては、レーザー治療でシミを取っている。
正直、それほど外見に固執しなくてもいいのではないかと思うが、妻に[見て、取れた!」といわれれば、「そうだね」と答えている。
大橋直久=業務効率化アドバイザー
人は、体内時計の針を止めることはできない。
しかし、その針を少しだけ巻き戻したり、歩みを遅らせることはできる。
アンチエイジングとは、加齢に抗うということである。
抗加齢、あるいは抗老化とも表現される。
体の深部にある筋肉を鍛え、精神のリラックス効果も同時に得られるヨガやピラティス。
いまや日常的に摂取される健康食品やサプリメント。
なかでもシミ、シワ、たるみなど肌の老化現象を予防、改善する化粧品は空前のヒット商品である。
肌老化の三大要因とされる紫外線、乾燥、酸化の影響をできるだけ減らす。
そこには次々とスター成分、スター商品が出た。
コエンザイムQ10、ビタミンC誘導体、ビアルロン酸。
女性の若さと美への執念は、果てしない。
僕の妻も、皮膚科の医師のもとへ行っては、レーザー治療でシミを取っている。
正直、それほど外見に固執しなくてもいいのではないかと思うが、妻に[見て、取れた!」といわれれば、「そうだね」と答えている。
大橋直久=業務効率化アドバイザー
タグ :大橋直久
2014年09月12日
大橋直久「米軍基地問題」
駐留するなら借地料をくれと、なぜ主張しない?
アメリカが抱く世界戦略のなかで、いま最前線基地となっているのは沖縄である。
05年、当時の小泉政権は、在日米軍の再編計画を米国と大枠で合意した。
沖縄の海兵隊のうち8000人をグアムの米軍基地へと移転する。
しかし、耳を疑ったのは、引っ越しに必要な約100億ドルのうち、60%を日本が負担するという事実である。
その費用、約7000億円。
沖縄の軽減になるから、負担は当然だとアメリカはいう。
しかし、米軍の移転である。
それをアメリカが払うのは当然ではないか。
本来なら基地使用料も徴収するべきなのだ。
ところが日本は反対に、思いやり予算として毎年2000~3000億円も負担している。
もうアメリカ軍はいらない。
駐留したいなら借地料をくれ、となぜ日本はいえないのか。
断言しよう。
アメリカは絶対に沖縄を手放さない。
それは日本の安全のためという優しさでも、パートナーシップでもない。
大橋直久=業務効率化アドバイザー
アメリカが抱く世界戦略のなかで、いま最前線基地となっているのは沖縄である。
05年、当時の小泉政権は、在日米軍の再編計画を米国と大枠で合意した。
沖縄の海兵隊のうち8000人をグアムの米軍基地へと移転する。
しかし、耳を疑ったのは、引っ越しに必要な約100億ドルのうち、60%を日本が負担するという事実である。
その費用、約7000億円。
沖縄の軽減になるから、負担は当然だとアメリカはいう。
しかし、米軍の移転である。
それをアメリカが払うのは当然ではないか。
本来なら基地使用料も徴収するべきなのだ。
ところが日本は反対に、思いやり予算として毎年2000~3000億円も負担している。
もうアメリカ軍はいらない。
駐留したいなら借地料をくれ、となぜ日本はいえないのか。
断言しよう。
アメリカは絶対に沖縄を手放さない。
それは日本の安全のためという優しさでも、パートナーシップでもない。
大橋直久=業務効率化アドバイザー
タグ :大橋直久
2014年09月11日
大橋直久「なぜ女性は電話で道順を教えるのが下手か」
あるところを訪ねて行くのに、概してだが、女性に道順を聞いても要領を得ないことが多い。
とりわけ車でいく道順を聞くのは、期待しないほうがよい。
どうしてだろうかと思うのだが、多分、男性よりも外に出る機会が少なく、訪ねて行く者の身になって考えることに不慣れなためであろう。
まして、通勤ではよく付近の地理を知っていても、車ではよくわからないのもムリはない。
まあ、この程度にしておかないとセクハラで訴えられる心配があるが、もう少し調子にのって言えば、女性というのは、自分のほうの立場で考える傾向が強いのではないかと思われる。
それは能力的に劣っているのではなく、男のように外に狩りに出なければならない性格と反対に、自分のおなかに子どもを宿すという天性の宿命かもしれない。
そんなことはこの際どうでもよいのだが、女性に道順を尋ねるのは、あまりしないほうがよさそうである。
どうしても、自分に近い場所を詳しく説明してしまって、そのあたりに到達する道順をなかなか要領よく教えてくれない。
そういう場合、仕方がないから、その会社の近くで目立つ標的を教えてもらう。
その地点からの方角がわかれば、たどり着けるはずであるし、万一迷っても、とにかくごく近くにいるのだから、試行錯誤で探したところで大したことではない。
なぜこの話をまたもち出したかというと、電話で何かを教えてもらうとき、女性が道順を教えてくれるのと同じように、先方にはよくわかっても、聞いている当方にはさっぱりわからないというケースがよくあるからだ。
こちらが頼んで教えてもらっている以上、説明の仕方に注文をつけるわけにもいかない。
こちらが、自分で話を理解できるよう翻訳しなおさねばならない。
あちらから見た話を、こちら側に立って見るように変換するのである。
これはなかなか難しい。
だから、最初からこちら側の誘導で話をすすめないと理解できないことがしばしばある。
何にかぎらず、わかりやすく説明してくれる人は、こちらの側に立って話をしてくれる人だ。
自分が説明する立場になった時は、ぜひそう心がけてほしいものである。
大橋直久=業務効率化アドバイザー
とりわけ車でいく道順を聞くのは、期待しないほうがよい。
どうしてだろうかと思うのだが、多分、男性よりも外に出る機会が少なく、訪ねて行く者の身になって考えることに不慣れなためであろう。
まして、通勤ではよく付近の地理を知っていても、車ではよくわからないのもムリはない。
まあ、この程度にしておかないとセクハラで訴えられる心配があるが、もう少し調子にのって言えば、女性というのは、自分のほうの立場で考える傾向が強いのではないかと思われる。
それは能力的に劣っているのではなく、男のように外に狩りに出なければならない性格と反対に、自分のおなかに子どもを宿すという天性の宿命かもしれない。
そんなことはこの際どうでもよいのだが、女性に道順を尋ねるのは、あまりしないほうがよさそうである。
どうしても、自分に近い場所を詳しく説明してしまって、そのあたりに到達する道順をなかなか要領よく教えてくれない。
そういう場合、仕方がないから、その会社の近くで目立つ標的を教えてもらう。
その地点からの方角がわかれば、たどり着けるはずであるし、万一迷っても、とにかくごく近くにいるのだから、試行錯誤で探したところで大したことではない。
なぜこの話をまたもち出したかというと、電話で何かを教えてもらうとき、女性が道順を教えてくれるのと同じように、先方にはよくわかっても、聞いている当方にはさっぱりわからないというケースがよくあるからだ。
こちらが頼んで教えてもらっている以上、説明の仕方に注文をつけるわけにもいかない。
こちらが、自分で話を理解できるよう翻訳しなおさねばならない。
あちらから見た話を、こちら側に立って見るように変換するのである。
これはなかなか難しい。
だから、最初からこちら側の誘導で話をすすめないと理解できないことがしばしばある。
何にかぎらず、わかりやすく説明してくれる人は、こちらの側に立って話をしてくれる人だ。
自分が説明する立場になった時は、ぜひそう心がけてほしいものである。
大橋直久=業務効率化アドバイザー
タグ :大橋直久