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Posted by たまりば運営事務局  at 

2017年07月21日

大橋直久「ナカウド、ナコウド、ナカビト」

仲人は、ふつうナカウドではなくナコウドです。

ナカビトの音便(発音の便宜上語の一部分に起こった音の変化)で、結婚の媒酌(なかだち)をする人、つまり、媒酌人ともいいます。

ナカビトということばは、すでに「古事記」「にほんショッキいい」にみえ、〃媒"の字があててあり、男(個人)の意向を代表して、女の承諾を求ある使者の義につかわれています。

おそらくは仲人というものの、もっとも古い形式だったのではないかと思われますが、男女関係の発端においては、今日でもまだまだ多分に、こうした形式も行なわれているのではないでしょうか。

しかし、歴史的には、この一方的代表者が、男性側ないし貰いかただけではなく、女性側または呉れかたにもできて、交渉にあたらせたりするふうも、生まれてきたりはしていますが、一般に仲人と考えられているのは、より多く両家の中間に立つ性格のものであるようです。

大橋直久=業務効率化アドバイザー   


  • Posted by 大橋直久  at 17:56大橋直久