2016年10月29日
「拝啓とはへりくだった冒頭語である」
私が女学生のころ、手紙のコツは「一筆啓上火の用心おせん泣かすな馬こやせ」だと教えられました。
徳川の家臣、本多重次が戦場から留守宅へ送ったもので、手紙というよりすぐれた文学作品とさえいえるでしょう。
ところで、私はこの文中でとくに好きなのが、一筆啓上という文句です。
啓とは古くは目上の人に差し出す書の意味です。
火の用心と育児、馬の世話を忘れるな、という命令調が、この「一筆申し上げます」のことばで、じつに人間らしく、いや味を感じさせないのです。
日本の手紙文にはつつしんで申し上げますという意味の拝啓とか、丁重に使う謹啓など、すぐれた謙遜の意味の冒頭語があります。
冒頭語はその意味を知って効果的に使いたいものです。
大橋直久=業務効率化アドバイザー
徳川の家臣、本多重次が戦場から留守宅へ送ったもので、手紙というよりすぐれた文学作品とさえいえるでしょう。
ところで、私はこの文中でとくに好きなのが、一筆啓上という文句です。
啓とは古くは目上の人に差し出す書の意味です。
火の用心と育児、馬の世話を忘れるな、という命令調が、この「一筆申し上げます」のことばで、じつに人間らしく、いや味を感じさせないのです。
日本の手紙文にはつつしんで申し上げますという意味の拝啓とか、丁重に使う謹啓など、すぐれた謙遜の意味の冒頭語があります。
冒頭語はその意味を知って効果的に使いたいものです。
大橋直久=業務効率化アドバイザー
「結婚の条件~収入」
「見合いでのあいさつは男性から」
「日取りの決め方」
「キリスト教式結婚式の進行」
「近所への挨拶 その1」
「里がえり」
「二人の記念写真の上手な写され方 その1」
「春を告げるセンバツ野球」
「カメラマンの心得」
「披露宴・未婚女性の着物は、訪問着や無地の物でよい」
「離婚率が高まっている日本」
「花婿の礼服は、花嫁の衣装に合わせましょう」
「親と同居の場合は勝手に家具を運び込まない」
「電話をかけるときも自分の態度を崩さない」
「職場訓練は三本柱で実施される」
「電話のマナー その2」
「まずは目下の人を目上の人に紹介する」
「名刺交換のあれこれ」
「電話をかける前のひと手間」
「異性間の握手は、女性に選択の権利がある」
「見合いでのあいさつは男性から」
「日取りの決め方」
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「まずは目下の人を目上の人に紹介する」
「名刺交換のあれこれ」
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Posted by 大橋直久
at 13:17
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