大橋直久～オフィス効率化～

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ポルトガル語にはいくつもの文字がありますが、それと同じくちい発音もさまざまです。

「a」の文字一つをとっても、それに関係する母音は13もあります。

ポルトガルは自称、ブランドス・コストゥーメス、つまり優しい習慣の国です。

ポルトガル人は、おとなしくて、言葉も控えめです。

仕事上の関係は、本質的には個人的なもので、形式ばっていません。

彼らは対立を避けることを好みますが、一人一人は競争心が激しく、仲間に負けないよう注意しています。

服装は上着とネクタイが基本であり、季節によってスタイルはさまざまです。

仕事と日常生活における服装の区別はほとんどありません。

大橋直久＝業務効率化アドバイザー  

一般的にいって、オランダの労使関係は対立的ではなく、交渉と議論に基づいています。

個々の会社のレベルでは、３５人以上雇用する企業はオンデルネーミングスラートといわれる職場評議会を設置しなければなりません。

これは、財務情報や今後の計画、予測などを知る権利をもち、投資や合併などの大きな変化、そして人事に関する方針、といった企業のあらゆる側面について、相談を受けるべき立場です。

そのような評議会がない場合には、従業員は年に少なくとも二回は、経営側に対して質問をする機会を与えられねばなりません。

大橋直久＝業務効率化アドバイザー  

上意下達流のビジネス風土がほとんどそうであるように、大切なのは意志決定をすることではありません。

指示系統ははっきりしており、決定されるべき事項は、それを決定するべき人のところまで上げられるだけです。

要は、決定された事項を責任をもって実行させられるかどうかにあります。

仕事を任せるときは、現実的な短期目標と達成の方法を詳しく、しかも具体的かつ明確に指示しなければなりません。

文書による仕事の概略をまとめたものがあるとしたら(もしそんなものがあればの話ですが)、それは画期的なことです。

その類は大企業にもほとんど存在していません。

旧体制の学校を出ているスペイン人社員がもし文書で指示を受けたりしたら、侮辱されたと感じるかもしれません。

実際にあるとすれば、それは責任分担を示した一般的なリストです。

それには仕事のやり方やアドバイスなどはほとんど書かれていません。

評価の類はめったにありません。

大橋直久＝業務効率化アドバイザー