企業が債務超過になるとそれがニュースになったりするが、債務超過になっている家庭は忘れられがち。
公的資金の注入などということもない。
庶民は自己責任を果たしている。
引かれ者の小唄ではないが「わがものと思えば軽し笠の雪」などとつぶやいてみても"笠の雪"はやはり重い。
それでも前へ歩かなくてはならない。
そういうときには、少しでも自分の気持ちがラクになるような言葉を口ずさんだり反劉したりして、自分を勇気づけよう。
これまでなんとかなってきたのだから、これからも大丈夫だろう。
そんな言葉の一つに「ありそうでないのが現金、なさそうであるのが借金」がある。
世の中、お金に不自由していないように見える人でも、見えないところに借金があって、それほどラクではないというわけだ。
だから外見からしてお金があるように見えない自分が、お金の返済に追われているのもしようがないことだと"納得"できるではないか。
大橋直久=業務効率化アドバイザー