大橋直久「ホンモノの鷹を求める」

大橋直久

2015年01月09日 01:09

ホンモノの鷹を求めることはあっても、鷹と偽られて梟を買うようなことは決してしないつもりだ。

日本人は主体性に欠けるところがあり、他人の目を不必要に気にかけて自分の耳目や足を十二分に駆使して、真の生きた情報をとろうとしないところがある。

権威にことのほか弱く、相手が大組織だとみるや、ただそのことだけで相手に絶大なる信用をおくところがある。


だから、例のポリティカル・リスクの分析に関しても、世間に名の通ったコンサルティング会社からのリポートをことさらに有難がって、とてつもない大金を惜し気もなく支払ってしまいがちなのだ。

だが、果たして企業規模が大きなだけで、相手のコンサルティング会社が信頼に足るものだといえるのであろうか?むろんそれらの中には一流の本格派もいるだろう。

だが、○○総研などと称しているものの中には、内容に乏しい報告書を、ハサミとノリで作りあげているところもあるんですナ。

大橋直久=業務効率化アドバイザー

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