大橋直久「年賀状」

大橋直久

2016年09月07日 09:14

出し忘れた目上の人から年賀状をもらっても、「お早々と・・・・」とは書かない
元日の朝、玄関の郵便受けから賀状の束をかかえてコタツにもどり、家族それぞれに来た賀状を選りわけるときの、なんとものどかな楽しさはたとえようがありません。

平素ごぶさたしている人たちの消息が、「おや、この人は赤ん坊が生まれた」「この人は結婚した」などとわかるのもうれしいことです。

ところが、出し忘れた目上の方から賀状をいただいたときは困ります。

でも、このとき「お早々と賀状をいただき恐縮でございます」と書くのはかえって失礼にあたります。

丁重に、ふつうの年賀状をさりげなく書いて出したほうが、受け取った側では、感じがよろしいと思います。

大橋直久=業務効率化アドバイザー

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