たまりば

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2015年10月16日

「難病の概念と難病対策の現状について」

難病は、1955(昭和30)年頃に大きな社会問題となった「スモン」の登場によりクローズアップされ、これを契機として調査研究が進められるようになった。

難病として行政が対象とする疾病の範囲は、1972(昭和47)年に厚生省(現厚生労働省)が定めた「難病対策要綱」により、(1)原因不明で、治療法が未確立であり、かつ後遺症を残す恐れが少なくない疾病、(2)経過が漫性にわたり、単に経済的な問題のみならず、介護などに著しく人手を要するために家族の負担が重く、また精神的にも負担の大きい疾病、の2項目に整理された。

(2)難病対策について
わが国の難病対策は、(1)調査研究の推進、(2)医療施設などの整備、(3)医療費の自己負担の軽減、(4)地域における保健医療福祉の充実・連携(5)QOL(Quality of Life、生活の質)の向上をめざす福祉施策の推進、を5つの柱としている。

大橋直久=業務効率化アドバイザー



  • Posted by 大橋直久  at 09:58



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